「中央町の家」外部下地が進行しています。
耐力面材の「モイス」を貼り終え窓の取付へ。
使用する窓はYKKのAPW330。樹脂サッシです。
宮崎建築では3年ほど前からこの窓を標準仕様としています。
樹脂サッシ故の骨太感はありますが実際に取付け工事をしてみるとしっかりとした造りで安心感があります。
気密測定で圧をかけた状態でも枠部分などから隙間風が入ることはまずありません。
モイス施工完了。
外周壁は面材とすることで筋かいを無くし、断熱材充填の際の施工性向上を図ります。
取付けを待つ窓たち。
APW330はガラスを遮熱タイプ・断熱タイプから選ぶことができます。
冬期の日射取得、夏期の日射遮蔽などから検討をしますが「中央町の家」は東西面を遮熱タイプ、南北面を断熱タイプというオーソドックスな使い分けをしています。
取付完了後の窓。
主要な窓には写真のような小さな庇が付きます。霧除け(きりよけ)と言います。
これは以下の効果があります。
①窓廻りの雨切れを良くすることで長期の耐久性向上
②風が無ければ少しくらいの雨でも窓を開けることができる。
③フックを取付けることで夏期はすだれを設置することが出来る。(ステンレス製のフックは標準で取付けます。)
特に高断熱住宅の場合は夏期に日射を室内に取り込まないことが重要となってきますので③は大きな意味を持ちます。
地味な存在ですが意外に働き者な霧除け君です。^^
ロフトの小窓。
このように屋根の近い所は雨、日射とも心配が少ないので霧除けは付けません。
来週には玄関ドアが付き内部の工事へと進みます!