阿賀野市にあるやまびこ農産さんにて行われた田植え体験イベントに参加してきました。

このイベントは無農薬で栽培される稲の田植え、草取り、稲刈りを体験できるというもので、私たち家族は2014年に一度参加させてもらっています。
今回は長男、次男、妻、私の4人で参戦。

田植え体験はもちろん手植え。
植える稲は普段田植え時に見る苗より大きいもの。
無農薬で育てるため雑草や病気に負けないようこのくらいまで育ててから植えるのだそう。
見た目も感触もしっかりしています。

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奥が普段田植え時に見る苗。稚苗(ちびょう)。
手前が今回植える苗。成苗(せいびょう)。
大きさが全然違います。
成苗まで育てるのは手間がかかるとの事でした。

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体験前に主催者であるやまびこ農産榎本さんより実演。
さすが、手際が良い。

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講習が終わると早速田植え開始。
田んぼに付けられたラインに沿って規則正しく植えていきます。

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↑長男と妻。
足元の悪い中、中腰の姿勢で植え続ける。
体力のいる作業です。
体重が軽いからか大人よりも子供の方がすいすい進んでいきます。

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稲を植える目安のラインはこの道具で入れています。
コロコロと転がすとマス目状の跡が付く。
機能的な道具の美しさを感じると共に先人の知恵に驚かされました。
名前は何と言うんだろう?

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田植え前。

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田植え後。見事に植えられた苗。壮観です!

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その頃、次男と私は一切田植えをせず脇道で泥んこ遊び。
開始前まで「早く田んぼに入りたい!」と張り切っていた次男。
一歩田んぼに入ると、未知の感触に驚いたのか「もうやめる。」と(笑)
私は苗を2本植えて終了でした。(^_^;)

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田んぼ脇の川にはたくさんの生き物。
子どもたちは大喜び!

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お昼が近づくとスタッフの方々が昼食の準備に。
大なべでつくる豚汁がおいしそう。

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こちらは不思議な形の蒸しかまどで焚くごはん。
奥が3升炊き、手前が1升炊き。
お米は昨年この田んぼで採れた無農薬米。
この蒸しかまど、阿賀野市産の壁材「越の壁」でおなじみの小田製陶所さんで作られています。

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お漬物と頂く焚きたてのごはんと味噌汁。
このうえない贅沢と感じました。

このイベント、今年で5年目だそうですが子供にとって良い経験になるだけで無く、大人にとっても自然や農業との関わりなど色々な気づきを得ることができます。
毎年主催してくださっているやまびこ農産さんに感謝です!

約1か月後、夏を迎えたこの田んぼで「生き物調査&草取り」が行われます。
こちらも是非参加したいと思います。^^

阿賀野でつくる木の住まい
新潟県阿賀野市 宮崎建築

この記事を書いた人

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宮崎 直也

宮崎建築4代目で、設計・施工・管理を担当しています。
新潟県ならではの「冬寒く、夏暑い」という悩みに、建て替えなくても新築と同等以上の断熱性能が確保できる断熱リフォームを手がけています。一般的なリフォームとは違い、少ない光熱費で全体の空調を実現しました。
2級建築士、1級技能士、職業訓練指導員、平成9年技能五輪新潟県予選1位、平成10年技能五輪全国大会出場。嫁さん大好き。