建て方も無事完了し、現在下地作成や内部の造作に入っています。

和室 断熱気密
基礎工事の時もそうでしたが重機などの入るスペースは無いため建て方ももちろん手作業。
高い所に上がり重い梁等を持ち上げます。

和室 断熱気密
夕方には屋根まで完了することが出来ましたが体はバキバキ。(笑)
日頃の運動不足を痛感しました。(^_^;)

こちらの住宅、既存部分は外貼り断熱工法。
増築などをする場合は外側の断熱を一部撤去し取り合い部を作成します。
費用対効果などを検討した結果、増築部分はグラスウールの充填断熱を選択。
同等の性能を出すならやはり充填断熱が有利ですね。

和室 断熱気密
作業は内部造作へ。
まずは天井の断熱工事。
和室の天井は洋室などの天井と違い繊細に作られているので天井自体に気密シートを密着させることが難しくなっています。
そのため天井の上に断熱層を作りその下に化粧の天井を作るという方法を取ります。

和室 断熱気密
断熱層と仕上げの天井で2層の構造になるようにします。
こうすることで複雑になりがちな和室天井の断熱気密も確実に行うことが出来ます。

阿賀野でつくる木の住まい
新潟県阿賀野市 宮崎建築

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宮崎 直也

宮崎建築4代目で、設計・施工・管理を担当しています。
新潟県ならではの「冬寒く、夏暑い」という悩みに、建て替えなくても新築と同等以上の断熱性能が確保できる断熱リフォームを手がけています。一般的なリフォームとは違い、少ない光熱費で全体の空調を実現しました。
2級建築士、1級技能士、職業訓練指導員、平成9年技能五輪新潟県予選1位、平成10年技能五輪全国大会出場。嫁さん大好き。