京王の家、「地盤改良」と「やり方出し」を行いました。
複数ある地盤改良の工法
改良工法はいくつか種類があり、代表的なものは
・柱状改良
・鋼管杭
・表層改良
・ピュアパイル工法
・環境パイル
などです。
他にも複数の工法があります。
工法は地盤の支持層(建物を支えられるしっかりした地盤)の深さや土質、地下水位、予算などを考慮し選択します。
(地盤調査の結果「改良工事不要」と判定される場合もあります。)
地盤改良は地中で行われるため、工事完了後どのような状態になっているか、目で見て確認することは中々できません。
そういったことからも宮崎建築では「新しいものよりも実績のある工法」がベターであると考えています。
これは、地盤改良のみならず家づくり全般にも言えることです。
やり方出しは精度のよい建物をつくる重要な工程
地盤改良後、「やり方出し」という作業を行います。
建物囲うように設置された杭と、そこに打ち付けられた貫(ぬき)と呼ばれる板材。
貫はレベルによって水平に打ち付けられており、それが基礎の高さの基準となります。
また、貫部分には基礎の通り芯も出します。
境界からの離れを正確に出し、建物がゆがまないように直角なども確認。
やり方出しは精度の良い建物をつくるための重要な工程。
入念に確認したら基礎屋さんに一旦バトンタッチです。