お客様のご依頼により玄関ポーチ部分に木製の風除室を設置しました。
西向きで、風当たりも良い既存の玄関ポーチ。
夏は西日が厳しく、冬は雪が吹込む厳しい条件。気温が下がると階段部分が凍結することもあったとのこと。
お施主様がDIYで日よけ&風よけを設置していましたが、このたび木造で風除室を制作させて頂くことになりました。
工事前、既存玄関ポーチ。
DIYの風除室もドーム状で凝った作りになっています。
…しかし耐久性に限界が来ました。
工事前、既存玄関ポーチ。
左下通路部分の上で屋根が切れているため、歩いていると雨だれや雪が頭上に落ちて来たとのこと。
ポーチ新設に当たり屋根も延長することになりました。
今回の工事とは関係ありませんが既存の杉板外壁、とても良い風合いです。
工事後。
既存部分は杉板鎧張りでしたが新設部分は階段部分の納まりを考慮し杉板タテ張りを採用。
違和感なくまとまりました。
数年後には既存部分と同じく、シルバーグレーになることでしょう。楽しみです。
工事後。
通路左端まで軒を出しました。
軒の出が多いため軒桁+ほお杖にて補強。
風除室というとアルミ製のものが多いですが木製でも制作可能です。
様々な形状に対応でき質感も良い木製の風除室。おススメです。