現場では階段掛けを行いました。
側板にタモ、踏み板に既存のお宅で使われていたケヤキを使用。
どちらも堅木のため、ノミで穴を掘ったりするのが難儀。
またリビングにおけるストリップ階段のため、上からも下からもよく見え、隠れるところが無い。加工にも気を使うため少々難易度が高いと言えるでしょう。
そもそも新築住宅ではプレカット階段が普及しているため、手加工自体が珍しくもあります。
リビング階段

今回は宮崎建築の新人大工、風山君に加工、取付ともお願いしました。
新人と言ってもキャリアは(たしか)6年。一級技能士の資格も持ち、技能競技会にも出場経験のある強者です。
風山君とはほとんど一緒に大工仕事をしたことはなかったのですが、話していて「このくらいなら出来るだろう。」という予測はありました。
リビング階段

リビング階段

リビング階段

リビング階段

私の簡単な説明で特に悩む様子なく作業を進めていた風山君。
終わってみれば見事な出来栄えでアッサリ作ってしまいました。

なかなかやるな…。
自分が6年目の時、こんなにできたかな…。(;^_^A

この記事を書いた人

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宮崎 直也

宮崎建築4代目で、設計・施工・管理を担当しています。
新潟県ならではの「冬寒く、夏暑い」という悩みに、建て替えなくても新築と同等以上の断熱性能が確保できる断熱リフォームを手がけています。一般的なリフォームとは違い、少ない光熱費で全体の空調を実現しました。
2級建築士、1級技能士、職業訓練指導員、平成9年技能五輪新潟県予選1位、平成10年技能五輪全国大会出場。嫁さん大好き。