阿賀野市(笹神地区)の鳥居改修工事が完了しました。
《工事完了後》
《工事前》
柱・貫(柱を貫いている水平の部材)共、既存の物よりも大きめの寸法にしました。
写真を見比べてもガッチリした印象ですね!
《工事完了後》
新しく取り換えられた柱と貫は、カンナもしっかりとかけられ、光っているかのような艶です。
1年、2年と経っていくにつれ、本体の柱や神社とも馴染んでくるでしょう。
そういった経年変化が楽しめるのも、自然素材の大きな特徴です。
《柱・貫の取り合い部分》
4本の支柱の上には、小さな屋根がかけられました。
貫の上端部分にも、雨が流れるように三角形の笠木が取り付けられます。
私は大工という仕事に携わり13年程になりますが、鳥居の改修のような仕事には中々恵まれるものではありません。
今回貴重な機会を与えて下さった、神主さんや自治会のみなさんに感謝です。