「下一分の家リノベーション」がスタートしました。
工事の内容の前に「リノベーション」と「リフォーム」は何が違うのかについて書きます。
一般的には「リフォーム」の方がなじみがある言葉かと思います。
「リフォーム」は老朽化した建物を建築した当初の性能に戻すことを言います。
具体的には壁紙の張り替えや床の張り替えなど。
一方「リノベーション」は既存建物の時代に合わなくなった機能・性能を、建て替えずに新築時以上の機能・性能に向上させることを言います。
具体的には、間取りの変更、老朽部分の改修、耐震補強、断熱性の向上、給排水設備の更新、IT化など。
「リフォーム」と「リノベーション」の定義は曖昧ですが、宮崎建築ではこのように考えています。
「下一分の家」まずは解体工事。
リノベーションの場合ほぼ柱だけの「骨組み状態」にしてからの工事となります。
そうすることで老朽箇所の点検補修や、耐震補強、断熱補強などがやりやすくなります。
解体作業は電気屋さんに配線部分を処理してもらってから行います。
大規模に解体する場合は解体業者さんにお願いしますが、部分に分けて少しずつ解体を進める場合は大工が行います。
内部はOK。
後は外周の土壁の撤去、サッシの取り外しへ。