4月から毎月1回通い続けた「住宅医スクール東京」最終回を迎えました。
最終回前半は構造関連。
三澤先生と鈴木先生(山辺構造事務所)による問答形式の講義で、三澤先生の事務所での実際の補強事例を考察。
改修現場で誰もがぶち当たる「こんな時、どう補強する?」の問いに鈴木先生が明快に答えを出して行きます。
改修を担当する者として予算、工期などの現場状況に確かな知識をブラスして、その場で最適解を見つける力が求められるのだと実感しました。
後半は辻先生による温熱改修事例の発表。
特に興味深かったのは居間、寝室、水回りなどのよく使う部分を区切っての部分温熱改修。郊外型の大きな家の場合、この方法を選択する場合が増えてくると思います。
ご自宅の改修事例も「自分の家だから。」ということで将来の計画も含め実験的な試みをされていました。
実測データもかなり取られているようでしたので、今後も経過をお聞きしたいと思います。
つづく。
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