住宅医スクール修了後、仙台へ。
いつもお世話になっている新住協の会沢さんを訪ねて。
目的の一つは被災地・仮設住宅に行く事。
震災からもうすぐ4年。今も仮設住宅に暮らす人が多くいるとのこと。
そういった方たちはどんな生活をしているのか、知っておきたいと思いました。
大川小学校へ。
言葉がありませんでした。何とも言えない悲しみに満ちた雰囲気。
時間が経っても薄れる事は無いと感じました。
こういった建物を遺構として残すこと、大きな意味があると思っています。
しかし、実際に現地で見て、遺族の方々の心情を想像すると難しい問題であるとわかります。
仮設住宅へ。
車で数十分移動、何もない所に仮設住宅はあります。
日用品などを買うにもお店もない。
「もうここで4年生活をしているよ。」とお母さんが教えてくれました。
生活の大変さを想像し驚きましたが、住んでいる方(特に女性)の明るさにも驚かされました。
逆に励まされるような感覚。きっと私にはわからない大変なこともあるはずなのに。
人は強いものだと教えられました。
現在、仮設住宅近くでは公営住宅の建設が進められていました。
完成すれば多くの方がそちらに移られるのでしょう。
一日も早く落ち着いた生活が遅れるようお祈りします。