平成26年から受講していた住宅医スクール東京。
今年2月に住宅医となるため検定会を受験しておりましたが先日無事「合格」の通知が届きました!
<合格通知>
住宅医となるためには全8回の講義を修了した後、自らがインスペクション、設計などを行った改修物件の発表を行う必要があります。
審査員は三澤文子先生をはじめとする各分野のトップランナーの方々。
それだけで直立不動で声も出なくなりそうですが何とか発表を終えることが出来ました。(汗)
<検定会の様子>
<黒埼の家の改修事例を発表>
発表の後、設計の意図、温熱対策、構造の補強、コストの面など質問を受けます。
私の場合、主なものは以下の通りでした。
・間取りを大きく変えていないがその理由は?
・エリアを区画しての断熱改修をしているが室内の境界部の処理は?また壁体内の結露の対策は?
・耐震について水平面の補強はどう考えている?
・全体のコストはどの程度か?
また受講生の方々からの講評も後ほど聞かせて頂き、自分の行った改修事例を色々な視点から検証することが出来有意義でした。
審査員や受講生の方々からは好意的な意見を多くいただきホッとしました。
住宅医スクールでは設計を生業とされている方が割合としては多く、宮﨑建築のようなインスペクション、設計、補助申請、施工までを行う工務店の方は少数です。
懇親会の席で「インスペクションから施工までを行いかつ小規模であることがコストを抑えられている要因ですね。」とお声掛け頂き自分たちの強みを再認識することが出来ました。
今後は住宅医として「地域に必要とされる工務店」となれるよう研鑽を重ねていきたいと思います!