「中央町の家」屋根板金を張りました。
色はタイマGLのいぶし銀。
金属は見る角度によって色の濃淡が随分違います。
この「いぶし銀」は濃いめのシルバーと言った感じ。いい色です。
2階本屋根は横葺き。
連続する横ライン。水滴もきれいです。
1階屋根は縦葺き。
450㎜ピッチに入る縦ラインがスッキリしていてまた良いのです。
まだ施工途中ですが。^^;
屋根の棟部分(一番高い所)に付ける通気部材。
その名もテッペン!素晴らしいネーミングです。(笑)
設置するとまず目にすることはありませんが、小屋裏にこもりやすい熱気や湿気を排出する重要な部材です。
外壁同様、小屋裏もしっかりと通気が確保できてこそ長期の耐久性が確保できます。
小屋裏の排気量も計算で求めています。
必要排気量=天井面積の1/1600
天井面積=52.99㎡
52.99㎡×1/1600=0.03㎡
テッペン1本あたりの換気量 0.0524㎡
「中央町の家」ではテッペンを3本使用。
0.0524㎡×3本=0.157㎡
0.03㎡(必要排気量)<0.157㎡(実際の排気量)
…となり、排気量は5倍ほど余裕がある設計となっているのです!
(給気量は4倍。)
空気は予想通りに動いてくれないこともあるので、余裕を持った設計を心がけています。