中央町の家、断熱気密工事。
構造金物の取付も完了し、断熱材の充填へと進みます。…が、その前に!
ウレタンフォームによる各部の補修を行います。
構造用面材は柱などの下地に10㎝~20㎝ピッチで指定の釘を打ちつけます。
中には打ち損じも生じるので内側から確認しウレタンにより処理。
上の写真は釘を打ち損じ穴になっている箇所。
「プシュッ!」処理完了。^^
この部分は断熱・気密層の外側となり実害はほとんど無いと考えられますが少しでも性能の低下を防ぎたいとの思いで処理をしています。
こちらは構造金物が断熱層を貫通している部分。
放っておくと結露の原因に!
こちらもウレタンで包みます!
サッシ枠回りなどの2~3ミリ程度の隙間も同様に処理をするのですが、ウレタンガンのノズルが太くこれまで苦労していました。
今回、風山君がホームセンターで見つけてきた謎の部品で極細ノズルのアタッチメントを自作。
これでわずかな隙間も難なく処理できるようになりました。
休日はホームセンターと金物屋をはしごする男。さすがです!
特製ノズル!
サッシ廻りも楽々♪
一つ一つの断熱欠損や熱橋が招く性能の低下はわずかなものかもしれません。
しかし、気にせず工事を進めてしまうと完成時の断熱性、気密性に大きな差が出ることがあります。
このような完成後は全く目に触れることの無い地道な作業の積み重ねで高断熱住宅は造られていきます。
【お知らせ】
中央町の家「暖かい家の構造見学会」を開催します!
ご興味がおありの方には補助制度のご案内も致します。
お気軽にご参加ください。^^
日時:2月26日(日) 10時~16時
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