新潟県木材組合連合会が主催する「越後杉木造スクール」に参加して来ました。
このスクールは「地域材による木造」がテーマで木の住まいつくりの最先端の理論を学ぶことを目的としています。

全5回にわたり講座が行われるのですが講師陣の豪華さに驚きます。
スクールチラシPDF※募集開始早々満員になったそうです。

第一回は「木構造の設計のポイント」と題し山辺豊彦先生の講座。
今回は熊本地震の調査報告から始まり構造材としての木材の特徴や構造計画のポイントなど、3時間熱く濃いお話を聞かせて頂きました。

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山辺先生は木構造の第一人者と言われる方でとにかくお話が分かりやすくユーモアがあるのが特徴。
木構造をあれだけわかりやすく話せる方は本当に少ないのではないかと思います。

私は2008年に建築家の丹後明恭さんと山辺先生が主催する大工塾に参加させて頂きました。以来山辺先生の著書である「ヤマベの木構造」と「渡り顎構法の住宅の造り方」は構造設計をする際のバイブルとなっています。
講座終了後ごあいさつに伺うと「元気そうだね。」とお声掛け頂き、覚えていてくださったことに感激しました!

次回は三澤文子先生と滝口泰弘さんで住宅医スクールで大変にお世話になったお二方のお話。
今から楽しみです!

阿賀野でつくる木の住まい
新潟県阿賀野市 宮崎建築

この記事を書いた人

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宮崎 直也

宮崎建築4代目で、設計・施工・管理を担当しています。
新潟県ならではの「冬寒く、夏暑い」という悩みに、建て替えなくても新築と同等以上の断熱性能が確保できる断熱リフォームを手がけています。一般的なリフォームとは違い、少ない光熱費で全体の空調を実現しました。
2級建築士、1級技能士、職業訓練指導員、平成9年技能五輪新潟県予選1位、平成10年技能五輪全国大会出場。嫁さん大好き。