新栄町の家では新潟県産材である越後杉を構造に使用しており「ふるさと越後の家づくり事業」の助成金を活用しています。
この度、新潟県の林業振興課の方が現場に来られ杉材の納品確認を行いました。

「ふるさと越後の家づくり事業」を利用する際、建物のどの部分にどんな寸法の杉材を使用したかを記した図面の提出が求められます。
その図面に照らし合わせ、間違いが無いか確認をしていきます。

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図面と照らし合わせ寸法を確認。
特に指摘事項など無く検査は無事終了しました。^^

越後杉に関しては8月に検査の不備を指摘する報道がありました。
これは、一部の工場で材料を出荷する段階での検査が適正に行われていなかったことがわかった、というもの。
宮崎建築でも越後杉を使用しているので取引先の製材工場にすぐに連絡。
「当工場では間違いなく検査を行っています。」との返答を頂き、検査の記録も一部見せて頂きました。
取引先の製材工場ではまずそのような不備はないだろうと考えてはいましたが、しっかりとした返答を頂き安心することが出来ました。
しかし、検査の不備が一部の工場であろうと、越後杉全体の信頼を損ねることになりかねず残念なことです。

新潟の家新潟の山の木でつくることは、森林の保全や地域の経済にとっても良い影響があり、何より「気分がよい」と個人的には感じています。^^

現状は検査体制もしっかりと整ったそうです。今後は越後杉の活用がさらに進めば嬉しいことと考えています。

この記事を書いた人

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宮崎 直也

宮崎建築4代目で、設計・施工・管理を担当しています。
新潟県ならではの「冬寒く、夏暑い」という悩みに、建て替えなくても新築と同等以上の断熱性能が確保できる断熱リフォームを手がけています。一般的なリフォームとは違い、少ない光熱費で全体の空調を実現しました。
2級建築士、1級技能士、職業訓練指導員、平成9年技能五輪新潟県予選1位、平成10年技能五輪全国大会出場。嫁さん大好き。