本日(1/11)の新潟日報朝刊に阿賀野市の優婆尊を登録有形文化財に登録する活動が掲載されました。

新潟日報1/11朝刊紙面より

優婆尊とは阿賀野市羽黒地域にあるお寺。
古くから安産、子宝の祈願で知られており遠方からもお参りに来られる方の多いお寺です。
建立されたのは1586年。
私の住まいからも近く、なじみの深いところです。

この活動は、阿賀野市で設計事務所を営む星井さんと工務店を営む長峰さんが主体となり行っていて、優婆尊本堂を登録有形文化財に登録するための資金を募るためクラウドファンディングに取り組んでいます。
私も少しだけお手伝いしており、取材時に同席させて頂きました。

近くにありなじみが深いとはいえ、じっくりと見学したのはこの時が初めて。
彫刻や梁の掛け方に特徴があり、建築的な価値も高いと感じました。

優婆尊は地域の住民からは「うばさま」と言って親しまれてきました。
今回の活動の意義は建築的価値によるものもありますが、一番は心のふるさととして慕われる「うばさま」の価値を広く再発見していくことではないかと考えます。

クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」より

クラウドファンディングでの支援は1月31日まで受け付けています。
ご興味のある方はぜひご支援をお願いします!
クラウドファンディング支援ページ。

この記事を書いた人

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宮崎 直也

宮崎建築4代目で、設計・施工・管理を担当しています。
新潟県ならではの「冬寒く、夏暑い」という悩みに、建て替えなくても新築と同等以上の断熱性能が確保できる断熱リフォームを手がけています。一般的なリフォームとは違い、少ない光熱費で全体の空調を実現しました。
2級建築士、1級技能士、職業訓練指導員、平成9年技能五輪新潟県予選1位、平成10年技能五輪全国大会出場。嫁さん大好き。