福島県会津若松市にある工務店、あいづ暖家(だんや)さん。
新住協の会員でもあり、いつも情報交換や勉強をさせてもらっています。
この度2週連続で完成見学会を行うとのことでお邪魔してきました。
会津地方は1月、2月の平均気温が氷点下になるほど冬の厳しい地域。
今年の冬は雪も多く特に厳しかったそう。
(省エネ基準の地域区分も新潟市より2段階厳しい3地域。)
見学させて頂いたのは「町尻東の家」。
あいづ暖家さんはその名のとおり暖かい家を基本としており、グラスウール300㎜断熱の施工経験もある工務店さん。
「町尻東の家」も超高断熱住宅であることはもちろんですが、暮らしやすさや素材へのこだわりなど、住む人への愛情を強く感じる住まいでした。
お伺いした日は寒い日ではなかったので「冬の暖かさ」の体感はかないませんでしたが、かえって性能だけではない心地よさを体感することが出来ました。
見学会にお邪魔した後近くの喫茶店へ。
明治時代の蔵を改修し昭和54年にオープンとのこと。歴史を感じます。
おしゃれなカフェというよりも、蔵そのものの無骨な雰囲気を残しています。
元の建物を直しすぎず、素材の持つ魅力を生かすという方向性に住宅のリノベーションのヒントを得られた思いがします。
趣のある落ち着いた空間でした。
このような山の形、平野からの山の見え方は阿賀野市近郊には無く、福島に来たと感じます。