昨年11月に着工し、4月末に完成を迎える「聖籠の家」。
この度お施主様のご厚意により、完成見学会を開催させて頂くこととなりました。
「聖籠の家」は、お施主様が考案されたプランや全体の仕様を「宮崎建築×高橋良彰建築研究所」が実施図面に落とし込んでいくという流れで進めて来ました。
お施主様は建築に関連するお仕事に携わられ、大学も建築学科をご卒業された方。
細部にわたり明確なイメージを持たれていたため、住宅をつくり進める中で、私達作り手も勉強させて頂く部分が多くありました。
「聖籠の家」の見どころ
・全館空調を可能とする住宅性能と空調計画
断熱性能だけでなく、空調・換気・日射遮蔽・間取りを考慮してつくられた高断熱住宅は、全館空調を可能とし、冬も夏も非常に快適です。
全館空調というと贅沢に感じてしまうかもしれませんが、高い断熱性のためエネルギーの使用量が抑えられ、電気代も抑えられるため気兼ねなくエアコンを使うことが出来ます。
電気料金やガソリン代、生活に関連するものの価格が上昇する昨今、少ないエネルギーで家全体を快適に暖冷房出来ることは住まいをつくるうえで必須条件です。
・日射遮蔽と通風を重視した計画
とりわけ聖籠の家では「日射遮蔽と通風」を重視したつくりとなっており、そのための工夫もされています。
風の通りやすいゆったりとした敷地と相まって、とくに春や秋は窓を開けて気持ち良く過ごすことができます。
・「耐震等級3」の耐震性能
許容応力度計算を行い、耐震等級3の耐震性能であることを確認しています。
素晴らしいデザインも高い断熱性も、構造の安全性が確立されてこそ意味を成します。
・外壁には地域の素材を使用
外壁には新潟県産の杉材を使用。ウッドロングエコが塗装された落ち着いた色味は、以前からそこにあった家のように周りの風景と馴染んでいます。軒裏も垂木や野地板が現しとなっており一目見て「木の家」であることが分かります。
・室内と外をつなぐ中間領域を確保
南北それぞれにテラスにより、室内と屋外のつながりが良い意味で曖昧になっています。
リビングの延長としても、庭の一部としても使えるテラスは日射遮蔽にも大きな効果を発揮。テラスの機能性を再認識できます。
・中央区沼垂 アンドウッドさんのフローリング
フローリングはアンドウッドさんのオークプライウッドを使用。
施工していてもわかるさすがの品質です。
木目、色味、香り、足あたりなどは断熱性や耐震性などと違い、数値では表しにくい部分です。素材の持つ質感や雰囲気をお確かめ下さい。
・大工による造作キッチン、洗面、棚など
お客様の原案をもとに作成された暮らしに合わせた造作家具。
使いやすいように、ミリ単位での微調整も行っています。
「聖籠の家」完成見学会
日時:令和6年4月27日(土)10:00~16:00
令和6年4月28日(日)10:00~16:00
場所:北蒲原郡聖籠町
※会場の詳しい場所はお申込みを頂いた方にお知らせ致します。
※本見学会は完全予約制とさせて頂きます。
◎お申込みは下記までお願い致します。
TEL 090-2409-1462(宮崎携帯)
メール info@miyazakikenchiku .com
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