8月に着工し、まもなく完成を迎える「五十嵐の家」。
この度お施主様のご厚意により、完成見学会を開催させて頂くこととなりました。
「五十嵐の家」の見どころ
冬の高断熱住宅を体感
「五十嵐の家」の断熱仕様は以下のとおりです。
- 壁 HGW16K 105㎜+フェノールフォーム 60㎜
- 天井 セルローズファイバー 340㎜
- 基礎断熱 XPS 120㎜
- 窓 エクセルシャノントリプルⅡx(全てトリプルガラス)
- 高断熱木製玄関ドア
- 換気 全熱交換セントラル
高断熱住宅と言えば「冬暖かい」というのは簡単に想像がつくことですが「どのような暖かさなのか」は言葉で伝えようとすると意外に難しいものです。
例えば室温を全館22℃にしたいと考えたとき、そこそこの断熱性の家でもストーブやエアコンをフル稼働させれば可能です。
しかし、しっかりと断熱計算・空調計画をされた高断熱住宅の場合は小さなエアコン1台で同じことができます。
この時の暖かさの違いは理屈で説明することは出来ますが、体感してもらうのが一番です。
当日はスライドを使い「暖かさの理屈」のご説明させて頂くともに「暖かさの体感」もして頂ければと思っております。
全館空調というと贅沢に感じてしまうかもしれませんが、高い断熱性のためエネルギーの使用量が抑えられるため気兼ねなく暖房をすることが出来ます。
五十嵐の家はUA値0.26W/㎡KとなっておりHEAT20 G2基準を大きくクリアしています。
電気料金やガソリン代、生活に関連するものの価格が上昇する昨今、少ないエネルギーで家全体を快適に空調出来ることは住まいをつくるうえで必須条件です。
住宅の燃費をあらかじめ計算
いかに全館空調が快適といえど、暖房や冷房に掛かる電気代が高額では実際に運用することは難しくなってしまいます。
宮崎建築では空調に掛かるエネルギーをあらかじめ計算、電気代に換算しシミュレーションしています。
「五十嵐の家」では24時間全館空調を行った場合のひと冬の暖房の電気代は27,360円となっております。
(温度設定=22℃、電力単価=40円/kwh、エアコンCOP=3.0の場合)
実際はエアコンの温度設定やエアコン効率、暖房の使い方などにより結果は変わってきますが、大きな目安にはなります。
ちなみに「五十嵐の家」から付加断熱を除いた計算をした場合、UA値は0.37W/㎡Kとなり、ひと冬の暖房費は22,000円の増となります。
「耐震等級3」の耐震性能
許容応力度計算を行い、耐震等級3の耐震性能であることを確認しています。
素晴らしいデザインも高い断熱性も、構造の安全性が確立されてこそ意味を成します。
外壁にはガルバリウム鋼板+杉板外壁
玄関周りの外壁には新潟県産の杉材を使用。ウッドロングエコが塗装された落ち着いた色味は、ブルーグレーのガルバリウムともよく馴染んでいます。軒裏も垂木や野地板が現しとなっており一目見て「木の家」であることが分かります。
・大工による造作収納、洗面、棚など
宮崎建築の家では定番となっている暮らしに合わせた造作家具。
お施主様が使いやすいように、ミリ単位での微調整も行っています。
五十嵐の家でも製作させて頂きました。
・ アンドウッドさんのフローリング
1階のフローリングは新潟市にあるアンドウッドさんのオークプライウッドを使用。
施工していてもわかるさすがの品質です。
木目、色味、香り、足あたりなどは断熱性や耐震性などと違い、数値では表しにくい部分です。素材の持つ質感や雰囲気をお確かめ下さい。
・設計事務所とのコラボレーション
高橋良彰建築研究所の高橋さんに設計協力を依頼。
細部まで配慮された密度の濃い設計は設計事務所ならでは。
設計事務所の設計力×工務店の技術力、それぞれの得意を掛け合わせた高いレベルの住宅となっています。
「五十嵐の家」完成見学会
日時:令和6年12月21日(土)10:00~17:00
令和6年12月22日(日)10:00~17:00
場所:新潟市西区五十嵐二の町
※会場の詳しい場所はお申込みを頂いた方にお知らせ致します。
※本見学会は完全予約制とさせて頂きます。
◎お申込みは下記までお願い致します。
TEL 090-2409-1462(宮崎携帯)
メール info@miyazakikenchiku .com
お気軽にご連絡下さい!